マル得温泉旅行

~知床からトカラ・台湾まで~

【野生の湯】野湯巡り|東北一周 [1999.10.09-]

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【野生の湯】■野湯巡り
■東北一周[1999.10.09-]
10/8(金)の夕方に夜行列車で松江を出発し、翌朝は東京から福島へと新幹線。
んで朝9時頃レンタカーにて福島駅を起点に旅を開始しました。

1999.10.09
  ◎福島 不動湯 500 10-15 最初の湯は「マル秘本」を読んで楽しみにしていた所。 だが期待の炭酸鉄泉は掃除中(;_;) よって入浴したのはアル単の内湯と、濃厚な硫黄臭漂う露天。 小さな滝を眺めながらの露天は気持ち良かった。 露天の色は真っ白、味は渋みあり。40℃。湧出箇所を発見できず。 ◎福島 沼尻元湯 川湯 【写真】 沼尻元湯一帯の谷底を見下ろす。まさに絶景。 玉川温泉のような湯花製造樋の上を湯がゴウゴウと流れている。 沢の水で割った小屋の湯(48℃→45℃)に入浴後、探索開始。 残念ながら川湯は沢の水と混じり温度が低すぎる。 先人の造った底の浅い露天に寝そべって入湯。(45℃。激酸っぱく痺れた) あちこちで沸き出していたが湯花製造樋の源泉が最も巨大だった。 ◎福島 西山温泉 中の湯(本館内湯) 500 「本館内湯」という温泉MLでの情報を忘れて新館に入湯(^^; 露天は今一つだが、湯小屋の造りと桧風呂が良かった。 美味しいコンソメ味だったんで、思わずガブ飲み(^^;; ◎福島 湯八木沢(西山温泉) 荒湯 【写真】 かなり迷った後に発見&所有者と御対面。 話を聞くと川の対岸が西山温泉の源泉で、全くの別物らしい。 河原を整備してオートキャンプ場にするだとか、 \3000前後で湯治場を造る等々を聞かされる。 河原の何処でも手堀できるがムチャ熱かったので断念。(源泉92℃超) よって所有者手堀の露天にて入浴。 ただドロで濁っていたし、虫がプカプカ浮いていたので満足感少なし(^^; ◎福島 湯野上温泉 河原露天&川湯 適当に温泉街をうろついていたら看板を偶然発見。 全く電気がなく、星がとても近かった(^^) 暗闇だったが5、6人いた。42℃はあった。 ちなみに河原露天付近の川沿いで湯が湧いていた。 浅い上に源泉50℃超えるので川の水と混ぜながらの半身浴。 やはり夜は手堀作業に向いていない。 ◎福島 不動温泉ホテルマルナカ 200 7-21 ツルツルも凄いが、泡付きが強烈。 青森の森田や光風にも行きたくなった(^^;

1999.10.10
  ◎山形 栂峰の湯(広河原奥間欠泉) 【写真】 霧の中ダートを爆走。<後にこれが命取りとなる 朝6:30。源泉36℃、湯は32℃。かなり寒かったです(^^; 間欠泉は1.5m程度も上がってくれて大満足。 笑いが止まらなかった(^^) ※栂峰の湯からの帰り道、ダート上にてタイヤがバースト(;_;)  ホイールキャップも吹っ飛ぶ。  不安定な場所で泣きながらスペアタイヤに交換。(7:00AM) ◎山形 赤湯温泉 大湯 100 12-14休 きれいな共同湯。かなりの卵スープ味。44℃ どうやらアンケート結果により温度を下げたらしい。 ※R13で赤湯から向かうが、ダンプとバンの正面衝突事故のため全面通行止。  南陽市小岩沢付近で30分以上立ち往生(;_;) ◎山形 舟唄温泉 テルメ柏陵 300 6:30-21 ◎山形 左巻舟唄温泉 老人福祉センター柏陵荘 200 6:30-21 水-17 フト気付くとテルメの方に入館していた(^^; なんか悔しかったんで直後に柏陵荘でも入湯。 舟唄温泉の方はピリピリ痛く苦塩辛く旨味あり。 しかも灰色に濁っている上に臭いが強烈。成分の濃い超個性的な湯。 #黄金温泉に入湯するまで臭いが取れなかった 循環44℃前後加熱アル単特徴なしの左巻温泉との対比が実に鮮やか。 テルメの大浴場での豪快な掛け流しが圧倒的な湯量を物語っていた。 ※R458寒河江-肘折の半分はダート&ガードレールなし(;_;)  道路幅必要最低限の箇所多く、身の危険を2,3回感じた。  R458新庄-肘折の道の良さとの差が激しすぎる。 ◎山形 肘折温泉 上の湯 200 温泉街入口に無料駐車場 なぜかメモが残っていない(^^; おまけに記憶にも残っていない(^^;; ◎山形 石抱温泉 【写真】 源泉37℃、湯は35℃。湧出はチョロチョロ。 鉄の臭いと味がした。泡がプクプク、浴後は肌がサラサラ。 苔付き石造り。深さ15cmだったので、バケツで湯を浴びながらの半身浴。 ポカポカした天候だったこともあり、とても気分よく入湯できた(^^) ◎山形 黄金温泉 カルデラ温泉館 300 火 露天は女性タイムだったので入浴できなかった(;_;) 肝心の飲泉だが気の抜けたサイダーという感じで期待外れ。 入浴後にさらに肌がサラサラするし、舟唄の臭いが抜けるしと湯には満足。 異様に冷たい炭酸泉源泉にもチャレンジ。 手足あご付きで30秒の我慢。 ※新庄市の某イエローハットにて、ようやくタイヤ交換。  駅レンに電話したらパンクは保険の対象外とのこと(;_;) ◎山形 瀬見温泉 ふかしの共同湯 9-16 至喜楼の斜め前。湯前神社の向い。 タイヤ交換作業のせいで有名な蒸かし湯の時間に間に合わず(;_;) 普通の湯舟にて入湯(\100 24h?)。薄い卵スープ味。

1999.10.11
  ◎宮城 東鳴子温泉 高友旅館  500 10-16 \5857(素泊) 0229-83-3170 自炊棟2階11号室。部屋6畳+台所3畳+玄関1畳+収納1畳。トイレ共同。 <有>なべ、釜、やかん、皿、茶わん、菜切り包丁、俎、はし、網、冷蔵庫、火鉢(?) <無>フライパン、調味料 初めて米を釜で炊きましたが美味しくできました。 黒湯:44℃。辛気くさい臭い。湯花ややあり。泡付き悪い。濁りが黒っぽい。    昔のパイプからの湯の漏れが立派なドームを造っていた。 みみじ:52℃。硫黄臭。透明。湯花きれいで粉雪状態。46℃まで加水後に入湯。    玉子スープが美味しいが加水後は無味。浴槽広くするか湯を絞ればと思う。 ひょうたん:色は不明。何とか底が見えるくらい。栄養なさそうな玉子スープ。    45℃。臭いは黒湯ともみじのブレンド。細かい泡付き。 ラムネ:44℃。湯の表面がプクプク泡立っていた。触るとパチパチと弾ける。    入浴後も、しばらくパチパチが続く。ツルツル。 家族:右手狭い浴槽44℃。広い方42℃。お薦めは絶対に狭い浴槽44℃。    湯の表面全体を覆う様々な色の油膜。水色、青紫、赤紫、金色etc.    万華鏡のように美しかった。広い方には油膜なし。 ちなみに入湯時間は3:00AM-4:30AM。前夜も入湯したけど状態は全く違いました。 にしても家族湯の場所が分かりにくい。「高友旅館平面図」を貰ったのだが・・・ ◎宮城 吹上温泉 間欠泉横崖下 間欠泉と吹上温泉の間を地獄谷からの川湯が流れています。 凄い湯気が立ち込めていたので崖下に降りてみました。 そこで目にしたのは崖下に滝のように流れ落ちる圧倒的な量の捨て湯。 #残念ながら位置的には間欠泉のものではないようだが・・・ 41℃。無味。東鳴子高友旅館黒湯系の臭い。 山水画の中に迷いこんだような幻想的な雰囲気を味わいました。 ただ雨の降った後は崖下に降りるのは危険かも知れません。 また人によっては降りられても登ることが出来ないかも(^^; ▽宮城 地獄谷川湯 様々な地獄の源泉 入湯しなかったが、地獄谷川湯は楽しかったです。 #35-36℃程度のポイントが多かった かみなり地獄5m下流の深い所(37℃)、紫地獄右手前緑色48℃等々。 ただし遊歩道沿い(=観光スポット)なので早朝か夕暮れが良いかと。 ちなみに数多くの地獄見学をするだけでも面白いです。 #まんだら地獄のボコボコボコと爆発する感じが一番気に入った ◎宮城 荒湯地獄 瀧湯 【写真】 殺伐とした地獄入口の平らな場所に駐車した後、ひたすら右方向へと降りていく。 300-400mぐらい歩くと先人の造った立派な湯舟あり。 源泉95℃超。湯舟は44℃。酸っぱいがマイルド。あまり痺れない。 谷底から見上げる地獄模様は畏怖感を覚える。 ◎宮城 片山地獄 【写真】 かなり長い時間、滞在したせいか有毒ガスにやられ頭がクラクラした。 ちなみにガスでやられたのは、ここと国見石塚旅館小浴場だけでした(^^; #冗談抜きで危険です 遊歩道終点(5本丸太橋が2本)付近の湯の沢が43℃と適温。 白濁。酸っぱい。ビリビリ痺れる。硫黄ぬるぬる。 その20m上流に先人の造った堰あり。45℃だが異様に熱く感じて入れなかった。 ◎宮城 轟温泉 小屋の湯 37℃。アル単か? 激しい湯が続いていたのでホッと一息。 ◎秋田 湯の岱温泉 荒湯 【写真】 傾斜の急な一歩通行の林道を使えば車で横付けできるがダートを歩く。 荒湯の噴泉が見事。 ミニ山之城といった趣きだが残念ながら湯量が少なすぎる。 ただ周辺の湯温は低くて65℃と入湯できる状態にない。 そこで噴泉からチョロチョロ流れる湯の小川の下流(砂場)に堰を造る。 直径50cm前後のだ円、深さ20cm。バケツでかぶりながら半身浴。 42℃。甘く、やや渋味が残る素直な味。 ◎秋田 川原毛米つき滝 滝上 川湯 【写真】 遊歩道を無視して川湯に沿って岩場を下っていく。 突き当たりが「米つき滝」。大湯滝の一つ上にある大滝の滝上なのだ。 45℃。ピリピリ。酸っぱい。3×6mの洞窟風呂的なポイント。 けっこう危険だが、カムイワッカの一番上まで行ける人なら大丈夫だと思う。 誰も来ないし何処からも見えないので白昼堂々と入浴できます。 #遊歩道途中の橋近辺は熱い上に人がたくさんいるので話にならない しかし一番の売りは、そこから見下ろす「米つき滝」の絶景。 (大湯滝に下る遊歩道を歩いているとチラチラ見える大滝です) この大滝は絶壁に囲まれているので滝壷に降りるのは難しいと感じたが できないことはないと思った。 #次回はスポーツサンダルではなく、靴やザイルを用意してチャレンジ予定。 ◎秋田 川原毛大湯滝 滝壷 【写真】 39℃と暖かい。海パンで入湯後、滝壷内にて脱ぐ(^^; 向かって左手の滝に打たれる<右は痛そうだったので断念 ◎秋田 某所 手堀 【写真】 崖にへばりつくように噴気が上がっている。 なぜか95%以上が管理されていた<何処が使ってるんだ? 仕方ないので、わずかにチョロチョロと捨てられている湯を利用することに。 かなり岩を掘り起こしたおかげで立派な湯舟が出来上がる。(満足) シートを載せて湯が溜るのを待つ。38℃。やや酸っぱい。 ここも景観が最高。まさに崖の途中にて入浴している感覚。 ◎秋田 某所 川湯 【写真】 到着したのは17時過ぎ。夕暮れ時、連休最終日という好条件が重なる。 遊歩道を降りていくと予想通り誰もいない(^^)v 深さは足がちょうど届く位(身長175cm前後)。よって立ったまま。 37℃だが、時々40℃超の湯が逆流してきて実に快適。 野湯オンリーだったこの日を締めるのにふさわしいダイナミックさだった。 #この日までは晴れていて良かったです

1999.10.12
  ◎宮城 須川温泉 川湯 朝の5時過ぎだと言うのに須川温泉の露天は騒がしい。 よって度胸のない私は露天横の川湯を回避する(^^; 人気のない登山口の出発点横にて慌ただしく入湯。43℃ #あまり満足感ありませんでした(;_;) ◎宮城 おいらん風呂 蒸し風呂 6人ぐらい寝そべれる木造の蒸し風呂。 15分ぐらいウトウト休む。簡易宿泊所としても利用できそう。 ◎岩手 巣郷温泉 蘭寿苑 200 露天は湯がカラに近く入湯不可。内湯は加熱循環(加水もしてたかも)。 いくら連休明けの8:00AMとは言え、あんまりの仕打ち(;_;) ややヌル。無味。辛気くさい藥っぽい臭い。 ×岩手 巣郷温泉 でめ金食堂 食事すれば無料 納得いかなかったので、こちらにも行くが準備中(;_;) ◎岩手 夏油温泉 元湯夏油 400 10-15 川沿いの湯舟をハシゴする。 一番気に入ったのは大湯。46℃と限界温度だったが気持ち良かった。 成分も濃そうだし満足する。 対岸の目(女?)の湯は38℃とぬるかったがツルツルを最も感じた。 下の窪みからのボコボコも快適だった。 ◎岩手 夏油温泉 洞窟風呂  37℃前後。最奥は昼でも怖かった。 湯自体は無臭だが壁にはびっしりと硫黄がこびりついていた。 ◎岩手 大沢温泉 山水閣 400 ツルスベ強い湯も良かったが、やはり露天に尽きる。 広さ、バランス、大量のかけ流し・・・実に素晴らしい。 今までで最も完璧に近い露天だと感じた。 また山水閣半露天からの景観も気に入った。 紅葉間近の木々を絵画のように切り取る手法が絶妙。 ×岩手 鳥越の滝 一般車両通行禁止(;_;) 工事用の車がブンブン現場へ向かうのを力なく見送る。 ◎岩手 某所 旧噴火口湯溜り 【写真】 今、写真を見ているのだが白煙が物凄い。(麓から見えたぐらいなのだ) 一帯は山頂近くの、森の中に突如として開ける地獄。 何個も源泉があるがほとんどは管理されており黒いホースが縦横無尽に伸びている。 だが源泉の親玉については放置されており、そこから流れる湯の溜りにて入湯。 38℃。無味。一帯には硫黄臭が立ち込めている。 草の生えてない地表は例外なく激熱く、一度右足がズッポリ埋まった(^^; すぐに近くを流れる沢で冷やしたが、それで火傷が直る訳もなくヒリヒリした。 ◎岩手 網張温泉 仙女の湯  先客が沢の水でバリバリ加水してた。(源泉58℃!) 上の方の湯が43℃と適温のところに物知り顔のおっさん登場。 「だめだよ、水なんか入れちゃ」と水を止める(←おいおい) あっという間に温度が上がったんで、たまらず私たちは下の方に移動。 おっさん一人で1分ぐらい頑張るが、そのうち「熱い熱い」と下方へ脱出(^^; 夕暮れ時ということで女性を含め10人以上の大繁盛の時の出来事でした。 ◎岩手 国見温泉 石塚旅館 400 8-20? コップに源泉を入れて臭いを嗅ぐと思いっきりムセる。<恐るべきガス 薬の苦さの後に酸っぱさを感じる。(露天42℃。小浴場44℃) 露天底に多量の堆積物あり。嬉しくなって顔パックする(^^; 火傷にも効くということなので右足にもたっぷり塗りたくる(^^;;; 小浴場の方が少しだけ苦味強く感じたのでがぶ飲みする。<疲労回復 おまけにツメや足の裏といった角質層が黒くなる。 この日NO1の湯でした。(^^) ◎秋田 鶴の湯温泉 8-17 自炊棟2号館74番。部屋6畳+収納1畳。鍵なし。台所トイレ共同。 <有>なべ、まな板(<借りることが可能なもの) ボロさ雰囲気共に(今は無き)大学の寮を思い出す。(感涙) 白湯:46℃前後。薄い臭い。やや酸っぱい。なかなか白濁。    ムチャ熱く温度計を見ると48℃!    壊れてるのではと温度計の先を見ると、やはり壊れていた(;_;) 黒湯:44-45℃。硫黄臭。不味い玉子スープ。まあまあ白濁。 滝の湯:鶴の湯の中で最もツルスベを感じる。 露天:42-44℃。柔らかな硫黄臭。かなりの玉子スープ&酸っぱさあり。    評判通りの素晴らしい白濁。底より数カ所ポコポコ。弾けるのが心地よい。    暗かったが優しい光でグッド。 白湯&黒湯の湯小屋はまだ新しいが10年後が楽しみです。 ちなみに内湯では誰とも遭遇しなかった。(いい湯なのに)

1999.10.13
  ×秋田 一本松温泉(たつこの湯) どうやら見当違いの登山道を登っていたらしい。 そのうち道がなくなったので沢沿いを無理矢理登っていく<かなりヤケクソ 歩き始めて1時間で硫黄臭が立ち込める場所に到達(嬉) 昔使われていた温泉パイプあり。地表も硫黄で白濁。崖上から流れ落ちてるらしい。 だが雨でぬかるんでいて危険なので、ここで探索を断念(;_;) ※打ひしがれて沢沿いを岩伝いに戻る途中、転落。  左足のスネに5.3cmの傷を負う。止血に15分以上かかる。  ちなみに前日の旧噴火口での火傷は国見石塚旅館と鶴の湯のおかげで治っていた。 ▽秋田 蛇の湯 完全に時間の無駄(;_;)<違う場所を探していた奴(^^; 一旦は止まった血だが探索中、ダラダラと流れ出す。 ◎秋田 大深見張りの湯 川湯 【写真】 雨で道が悪すぎたので、ゲート前ではなく林道すぐの場所に駐車して降りていく。 道なりに進むと川と吊り橋出現。対岸に渡る。 だが上流下流と見渡せども湯煙は見当たらない。河原に降りてみるが全く気配なし。 血も止まらないし断念しようと吊り橋を渡り車に戻る途中、下流への道を発見。 取り合えず行ってみると川の向こうに湯煙が上がっている! 再度、吊り橋を渡り対岸へ行く。だが対岸から下流へ行く道が見つからない(;_;) ガックリしつつも諦め切れない私は再度湯煙が見える場所へ。 そして川を渡ることを決断。死ぬ気で何とか渡り切る(^^; 川の向こうには並行して湯の川が流れていた(感激) 雨と渡川で冷えきった体には最高の贅沢。苔だらけでヌルヌルしていたが関係なし。 #足の傷口も関係なし 川の増水で向こう岸に戻れなくなる可能性もあったので上流への探索は断念。 暖まった後、再度、気合いを入れ直し川を渡る(^^;; ちなみに車への30分の上り坂は「生きていることの喜び」で一杯だった(^^;;; ◎秋田 玉川温泉 露天  雨の中、人が少ない。40℃。やや甘酸っぱいが痺れる。 噴気の上がる地獄光景の中での入浴はムチャ気持ち良い。 ◎秋田 玉川温泉 源泉100%風呂 600 7-20 徐々に体を慣らしながらの入湯。メチャ甘酸っぱいが口の痺れなし。 ピリピリのおかげで身体中の生傷の箇所がよく分かる。 異様にぬるかったが入湯後オニのように疲れる。 左足の傷は血が完全に凝固し傷口がただれた。その上、ジンジン痛む。 きっと病原菌と闘っているのだろうと思うことにする。 ◎秋田 志張温泉 元湯 と言っても妙に不安だったので中和するために志張温泉へと直行する(^^; 無味無臭。玉川の後なのでホッとする。 人肌程度の露天がロケーションが良い。2つのダムが滝のよう。 岩造りなのもマル。ただし内湯とは別源泉っぽい(温泉なのか?) ◎秋田 滝ノ沢温泉 入湯前に温泉ML某さんのノートへの書き込みを探す。 だが見つからない。おかしいなと思っているとおばさん出現。 「あんた、ここ、女湯だよ」 服を脱ぐ前で助かった(^^; #某さんの書き込みは男湯のノートで見つけた<当たり前 1時間近くゲロゲロぬるい湯に浸かると、浴後ポカポカした。 地元民によると管理している大館市が新しい浴場施設を作るそうで、 そうなれば財政赤字ゆえ滝ノ沢温泉の先行きは暗いとのこと。

1999.10.14
  ◎秋田 川原の湯っこ  実は前夜に小屋前まで来ていたのだが力尽きて寝てしまう。 なぜか朝2時20分に起きる。仕方ないので朝風呂(^^; 男女に分かれているが、でも同じ浴槽。(面白い造り) 死ぬほどぬるい上に、浴後も全然暖まらない(^^;; ◎青森 久吉旧温泉 【写真】 気持ち良すぎて朝3:50-4:15と20分以上も入浴してしまった(^_^; 38℃前後だが暖まる。やや塩&痺れ。さびた臭い。入浴後サラサラ。 草木に囲まれる中、虫の鳴き声と適度なライトアップ。 夜は誰もいないし、汚いものを覆い隠してくれる(^^; 素晴らしい露天でした。(大満足) ◎青森 苦木温泉 【写真】 噂以上の小屋。湯の音が聞こえなかったらマジに分からなかった(^^; 浴槽は先人が掃除した直後だったらしく、ぬるいが快適。 気持ち良いので、ここでも20分以上、入湯する。 ×青森 長峰温泉 それらしき細長い田んぼを歩き回るが発見できず。 ◎秋田 奥八九郎温泉 【写真】 37℃未満。やや甘い。臭いは不明(嗅ぐ度にむせたため)。 ブクブクのサイダー。タオル(さらし)が茶色になる。 ◎秋田 奥奥八九郎温泉 【写真】 下42℃、上44℃。奥より甘いが炭酸は少なめ。 天然の岩風呂が美しい。まさに自然の贈り物。 入浴後、ボーっとなる。ガスにやられたか満足感のためかは不明。 ◎秋田 八九郎温泉 【写真】 場所を聞いたおばあさんが土地の所有者だったこともあり無事に発見。 昔は集落内の共同湯だったとかで、掃除当番とかもあったらしい。 40℃前後。3つの中で一番甘く、かつ、さびが物凄い。 #傷口に鉄粉などが入り込みキラキラ光り美しかった すぐそばにポコポコ自噴あり。こちらは、より甘かった。 ◎秋田 古遠部温泉 250 9-20 どんよりとした湯。成分濃さそうだが、あまり体感できず。 何となく島根/温泉津温泉を思い出す。 ◎秋田 日景温泉 400 830-2000 駐車場付近から漂う濃厚な硫黄臭。 大浴場。激しょっぱく苦い玉子スープ。白濁は鶴の湯に匹敵。 41-42℃。手の平までもが黒くなる。 湯治部。やや熱め。最初の一かけはヌル。同一源泉っぽい。 湯の注ぎ口付近で泡がはじけていて臭いを嗅いだらやはりむせる(^^; 10,000を超える総成分量を実感する。 素晴らしい湯でした(嬉) ◎青森 湯の沢温泉 なりや温泉 300 8-21 第一浴場44-45℃。初めての臭い(何かの藥?)。黒いのが少し落ちる。 ツルツル強し。やや濁りあり。味忘れた。トドが1ト。 第二浴場45-46℃。硫黄系らしいが臭いを感じられず。白濁は鶴の湯以上。 ツルスベ第一浴場より強し。良質な天然塩(苦味あり)仕様。 誰も加水しなかったので嬉しかった。 ここにはトドが2ト。私も10分程仲間入り(^^;<ビールがメチャ飲みたかった ◎青森 新屋温泉 300 700-2130(平賀町) 異様な泡付き。マルナカに負けていない。ツルピカも強い。 42℃。やや黄色か。硫黄よりも藥っぽい臭いが強い。なかなかの玉子スープ。 入湯後に成分表を見たら意外に薄いので驚く。 公衆浴場の水準を超越していることを実感。 ◎青森 温湯 大浴場 130 4-22:30 ぬるい方が42℃。普通の方が45℃。(^_^; 本日の湯のラインナップではパンチ不足。 ◎青森 酸ヶ湯新湯 【写真】 甘酸っぱい。歯の噛み合わせが変になる。 #今回の旅で何度目だろう・・・ 地面が濡れていて下りが恐かった。41℃前後の湯舟につかる。 遊歩道上にあるが人気が全くなくノンビリできた。 ここで日景温泉の黒が完全に落ちる。 ◎青森 酸ヶ湯温泉 7-19:30 圧倒的な存在感。一つの小宇宙を形作っている。 混浴なのだが全く意識しない。世界に誇れる木造建築物だと感じた。 ソバを食べたかったが既に終了していた(;_;) ×青森 下湯平仮設浴場 温泉付き分譲住宅地 子供用プールのでかいのが置いてあった(もちろんカラ)

1999.10.15
  ×青森 下湯温泉跡 夜が明けてからダムの上流下流共に探索したのだがロスト(;_;) ×青森 田代平温泉< 旅から戻ると勢い良く湯がほとばしる温泉MLの某さんからの写真が届いていた。 でも私が行った時は・・・(;_;) ◎青森 田代新湯(田代平温泉側) 【写真】 気を取り直して川方向へ降りる。湯小屋あり。 40℃前後。岩造りが美しく、浴槽もきれいだった(感謝) ◎青森 田代元湯 【写真】 川にかかる吊り橋から湯煙と旅館が見える。 露天2つ。内湯も2つに分かれている。 露天上35℃前後。露天下46-47℃。(いずれも湯温調整後) 内湯奥48℃超(入れなかった)。内湯手前44℃。 脱衣所部分が簡易宿泊場所になっているし補修も凄い。 掃除も行き届いているし、田代元湯ファンの「愛」を感じた(感動) 44℃の内湯につかりながら「ここでオフミできたら」と思う。 ×岩手 元安比温泉 なぜか道を間違え「智恵の滝まで3.8km」の所まで行ってしまう(^^; 盛岡で待合せの約束があったので断念し、とぴや温泉に向かうことにする。 #でも、これで草の湯へのチャレンジが現実的になった(嬉) ◎岩手 とぴや温泉 400 8-20 ツルツル強し。久しぶりに石鹸を使う(^^; ◎岩手 ひまわり温泉 銀河の湯 500 10-21 圧倒的なヌルヌル感。入浴後はツルツルに変化し、かつ持続する。 肌を撫で回し「尋常じゃない」と何度呟いたことか(^^;

1999.10.16
  ◎宮城 駒の湯新湯 現地の周辺案内地図には「裏掛コース」とあるのだが、入口看板が見当たらない。 (「表掛コース」入口看板はあったのだが・・・) 仕方がないので見当を付けた道を進み始める。 と、すぐに壊れかけた「新湯に至る」看板を発見。ちょっとヤル気が出る(^^; しばらくすると右手に謎の小屋と壊れた登山道看板あり。 そこを右に下りると、すぐ沢に。だが沢周辺に道らしきものは一切ない。 慎重に調査を開始。とあるポイントで硫黄臭を感じる。でも噴煙見えず。 仕方ないので沢を渡る。十数分後、沢に落ちる暖かい流れを発見。 道などないので無理矢理草木をかき分け暖かい流れの上流を目指す。 こうなれば、もう無我夢中。源泉に辿り着くことしか考えられなくなる(^^; そして源泉へ。玉子スープ。香り高い硫黄臭。異様にぬるい。 ポコポコと自噴しており、泉のような状態。(天然のミニ露天) 深さは20cm位だが底は柔らかく、ズブズブと足が埋まっていく。 バケツでかぶりながらの半身浴だったが満足感は高かった。 ◎宮城 川渡温泉 沼倉旅館 200 玉子スープかつ湯花がデカい。大浴場内に硫黄臭が立ち込めていた。 小浴場の方の46℃透明と42℃モスグリーンの湯の対比が鮮やか。 これに白濁の湯も並べれば素晴らしいと思った。温度によって色の変わる不思議さ。 ◎宮城 鳴子温泉 滝の湯 150 酸っぱいとか、透明→白濁とか、湯花が舞ってるとかがどうでもよくなるぐらい 滝の打たれが気持ち良い。広い湯舟が42℃だし、思わず寝そうになる(^^; ▽宮城 鳴子温泉 潟沼湖畔 取り合えず湖の水をなめてみるが酸っぱくなかった。(・・・) ◎宮城 中山平温泉 東蛇の湯 300 内湯が44-45℃とやや熱めだが露天よりも気に入った。 露天は41-42℃で黒い湯花あり。 言わずと知れた強烈ヌルヌルの湯。入浴後はサラサラと気持ち良かった。 ◎山形 赤倉温泉 三之丞 500 11-16 あの巨大な岩盤が全てです。 ◎山形 銀山温泉 公衆浴場 100 8-19 源泉は硫黄臭&玉子スープ&メチャ熱。44℃の浴槽では硫黄臭が消える。 ゲロゲロ鄙び。電灯の球がほとんど切れている(^^; 温泉街の中心を流れる岩底の川と橋が美しい。鯉でなく小魚が泳いでいたのもマル。 駐車する場所にムチャ苦労する。 ◎山形 東根温泉 石の湯 150 8-20 45-46℃。最初の一かけツル。無色。熱いが心地よい。 源泉溜で湯花がきれいに舞っていたのが印象的。 ◎宮城 作並温泉 岩松旅館 500 11-15 豪華ホテル。露天の一番奥の源泉が目的だった。 フロントの対応は最悪。大浴場しか場所を教えないしタオルも貸してくれない。 一応、大浴場にも行くがやたら広いだけ。今回最低の湯。 その後、川沿いの岩造りの露天に。何個も湯舟がある。 趣きは素晴らしいが、どこを嗅いでも硫黄臭しなかった(;_;) ※この後、ニッカウィスキー仙台工場へと行く。  見学後のウイスキーはなかなかの味だが、ワインは・・・。  美味しかったのは水と、販売コーナーで試食したコーヒービーンズチョコ(^^; ◎宮城 青根温泉 大湯 8-20 造りが実に個性的。男女仕切りの中途半端な高さが面白い。 線香系の辛気くさい臭い。無味無色。42℃前後。入浴後サラサラ。 ◎宮城 遠刈田温泉 共同浴場 250 6-23 観光案内所隣の大繁盛の湯。広い上に雰囲気も華やかだし、理想的な温泉の一形態。 ぬる湯41℃。あつ湯44℃。やや濁っていて成分が濃そうだった。

1999.10.17
  ×宮城 かもしか温泉跡 早朝、賽の河原駐車場に到着。強風、雨、霧。よって断念。 ちなみに、賽の河原遊歩道は落石のため通行禁止だった。 ×宮城 小原温泉 かもしかの湯 「先日の大雨のため通り抜けできません」看板&通行禁止のバリケードあり。 ◎福島 飯坂温泉 鯖湖湯 100 6-22 月 アル単。45℃。地元民が「今日はぬるい」と喜んでいた(^^; ここは新しいけど建物が素晴らしい。酸ケ湯に匹敵すると感じた。 男女浴室&着替え場の全てが巨大な吹き抜けでつながっている。 実に開放的かつダイナミックな木造建築。 ◎福島 高湯温泉 玉子湯 500 時間が余ったので予定になかったが寄る。湯小屋の湯花多し。 香り高い硫黄臭なのだが肝心の味は酸っぱく玉子スープでない(;_;) #玉子湯なんて名前を付けるな!! ◎福島 微温湯 旅館二階堂 500 -17 0245-91-3173 今回最後の湯。30℃前後の「冷たい」湯。やや甘酸っぱい。硫黄臭あり。 上の浴槽は加熱循環の汚れ切った山水。何も知らずに味見する(^^; 毎日のように通っているオヤジにいろいろ教わる。 浴槽の湯の表面に目をつけてパチパチすると疲れが抜けるとのこと。 狂ったようにパチパチする(^^;; <目がショボショボ状態に 結局、1時間以上も入湯(^^;;; 私にはムチャ効きました。おかげで旅行の疲労は完全に抜けました(^^) ここでの「目パチパチ」は究極のお薦めです。
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