【野生の旅】 ★台湾自助旅行*飛行機+鉄道+バス[2001.12.28-]
2001.12.27
夜10時すぎ、松江を出発。夜行バスのチケットが取得できなかったので、夜行列車(当然、座席)に乗り込む。連日睡眠不足だし、海外に旅立つ前から、こんなに疲れていてよいのであろうか。(笑)
2001.12.28
関空には朝9時前に到着。旅行代理店のカウンターでチケットを受け取り、キャセイのブースでチェックイン。年末だけど思ったより人の数は多くない。11時に定刻通り、飛行機は離陸。あっという間の3時間で台湾に到着。うーん、近い。
にしても、曇ってるけど、こちらは暖かい。あと、原チャリの数がメチャ多いのが気になる。この日は新北投温泉に行き、士林の夜市を歩いた後、花蓮行の夜行列車に乗り込みました。少し空き時間があったから、台北の某ネットカフェでインターネットに繋いだけど、しっかり日本語でやりとりできて嬉しかった。
2001.12.29
花蓮には午前3時到着。なぜかゾロゾロとたくさんの人たちが降車する。皆さん、とても元気。うーん、台湾人、恐るべし。目当てのバスが6時40分出発なので、それまで駅のベンチでボーっとして過ごす。どう言う訳か、こういう時間って苦痛じゃないんだよな。
文山行のバスの中では爆睡。素晴らしい景色を見逃すが、帰りに見ればいいやと全く気にならない。文山温泉に入湯後、天祥までの2kmを、大理石の岸壁を眺めながら気持ちよくトレッキングする。やはり晴れてるって、とても幸せ。花蓮に戻り、次の目的地まで普通列車で移動。列車の中では、ナッツをつまみに、スピリタスを浴びるように飲んでしまい、蘇澳新駅に着く頃には泥酔状態。でも、蘇澳冷泉に浸かった途端、酔いが醒める。(笑)
その後、礁渓温泉へ行き、今夜の宿泊地の宣蘭へと移動。ここの夜市をブラついた後、夜8時30分に爆睡。どうやら疲れていたみたい。
2001.12.30
宣蘭を朝7時出発。楽しい楽しい台湾横断バス旅行の始まりだ。梵梵温泉に寄った後、再度バスに乗り込み、四陵温泉を目指す。クネクネした山道を登っていくのだが、とても気持ちが良い。バス内では、台湾ポップスが大音量で流れるが、これがまたよくあっている。
四陵温泉は素晴らしい湯滝だった。おまけに温泉までのアプローチには、台湾版の野猿(人力ロープウエイ)を使うこともできる。もちろん利用したが、まさか外国で野猿を初体験するとは思ってもいなかった。そして、次のバス停まで、12kmのトレッキング開始。飽きない景色が続くので、2時間以上の歩きも苦にならない。次々とバスをゲットし、夜7時前に桃園に到着。バスで無事に台湾を横断することができた。
この日は、台南まで移動。だが到着は日付けが変わっていた...。思考が麻痺していたこともあり、公園で野宿する。(笑)
2001.12.31
台南の人は朝が早い。まだ暗い朝5時前、公園が騒がしくなってきた。と言うことでゴソゴソと起き出す。朝7時過ぎ、天池行のバスに乗り込む。当然のごとく爆睡する。途中下車しなくちゃいけないのだが、どうやら度胸がついたらしい。目的地の老老温泉入口で降ろしてもらう。温泉に入った後は、楽しみの一つだった桃源郷をトレッキング。晴れているせいか、ここも気持ちが良い。寳來温泉まで歩く。
寳來温泉の温泉頭にある露天を目指すが、これが大変な道だった。ダラダラと登った後、渓谷を目指し、一気に下る。温泉に着いた頃はヘロヘロ状態。ところで、この時、バッグを紛失。ハッキリ言って、完全に私の不注意な行いが原因です。着替えやら、ライト・シェラフ等、ほとんどの荷物を失う(ガーン)。警察に行くが、見つからない。パスポートや全財産が無事だったので、諦めて台南行きのバスに乗り込む。うーん、身軽になったのが嬉しい。で、当然のごとく、バスの中では爆睡。クヨクヨしたって仕方ないしね。
台南に戻ると、まずはジャージの上下を購入。さすがに半ズボンでは寒い。またナップザックも購入し、ようやく人並みの装備を手に入れる。小籠包、パイコーメン、水餃と手当りしだいに食べた後、台南の街をブラつく。大晦日ということもあってか、街は活気づいている。11時30分、コンビニでハイネケンを購入し、台中行の夜行列車に乗り込む。
2002.01.01
台中に午前2時30分到着。極端な時間にも関わらず、私以外に降りる客が多い。1月1日ということもあってか、この時間でも街には若者が溢れている。原チャリが集団でバリバリ走ってるし、なかなか賑やかだ。
さすがに午前4時を過ぎる頃には、若者も疲れを見せ、駅前は静かになった。だが、その頃になると、今度は市場が動き始める。野菜、果物、魚介類、肉。店頭はもちろん、路上にも、これでもかというくらい商品が並べられる。まだ暗い中、ニワトリの鳴き声が、響き渡る。屋台も開店始める。うーん、こいつら、いつ寝るのだろう。(笑)
朝6時過ぎ、埔里行のバスに乗り込む。速攻で爆睡。終点で下車し、廬山温泉行のバスに乗り換える。もちろんここでも爆睡。バスに乗ったら、眠る癖がついてしまったらしい。春陽温泉への入口で降ろしてもらい、温泉へ向けて急坂を下る。春陽温泉には入湯しなかったが、その奥にある太魯湾渓温泉で湯を堪能する。台湾には、本当に親切な方が多い。(感謝)
春陽温泉からの帰り、農園でお茶を試飲・購入した後、再度、埔里に寄る。この街は、何気ない風景なのだが、とても気に入った。歩くのが、とても楽しかった。台北に直行することも考えたが、再度空気を吸いたいと考え、台中行のバスに乗り込む。だが、昨夜と言うか今朝の印象が強すぎたみたいで、今一つ。ブラついている最中、目の前に台北行きのバスがとまったので、衝動的に乗り込み、すぐ爆睡。
台北には11時頃到着。少しだけ宿を探すが、すぐに諦め、某ネットカフェで一晩を過ごすことにする。相変わらず、行き当たりばったりの旅をしてるな。(笑)
2002.01.02
ラッキーなことに、某ネットカフェはオールナイトで\400程度と格安だった。インターネットに繋ぎ放題だし、ドリンクも飲み放題。おまけに暖かいから眠ることもできるし(笑)。なんとなく、メルマガ「温泉旅行」を発行してみる。(爆)
朝6時過ぎ、金山行のバスに乗り込み、陽明山北方の温泉地帯を目指す。"火庚"子坪温泉(火へんに庚)は凄かったかな...。その後、八煙温泉に入湯し、台湾野渓温泉めぐりは無事終了。台北に戻り、YHにチェックインした後、某グルメオフミへ向かう。が、待ち合わせ場所が分からない。(要するに道に迷った)
仕方ないので、直接オフミ会場へタクシーで向かう。お店で皆さんと合流。10人以上と盛会。四川料理だったが、やはり辛かった。その後、落ち着いた店で飲み直し、YHに戻る。久しぶりのマトモな寝床は最高だった。(爆)
2002.01.03
高級台湾料理店で朝食後、台北の街をぶらつく。お土産やら、本を購入。時間に余裕を見て、国際空港行のバスに乗り込む。短いようで長かった台湾の旅も、これで終了。台北を16時離陸。やっぱり旅って、良いですね。
関空には予定通り19時過ぎに到着。日本は寒い、というのが最初の感想。懸念していた入国手続きもスムーズに終わったので、夜行列車に乗ることができる。念のためにムーンライト八重垣の指定券を購入しておいたが、自由席がガラ空きだったので、迷うことなく指定券を捨て、自由席でノンビリ爆睡する。
2002.01.04
朝7時前に自宅に到着。疲労困ぱい。でも、仕事始めなので、泣きながら出勤。最低限の仕事をした後、倒れそうだったので早退させてもらう。家に戻ると、コンコンと眠りについた。