マル得温泉旅行

~知床からトカラ・台湾まで~

【野生の湯】野湯巡り|北アルプスの湯 [2003.09.20-]

スポンサード リンク

【野生の湯】■野湯巡り
■北アルプスの湯[2003.09.20-]
9月19日(金)、新宿からの夜行列車に乗り込み、北陸を目指しました。
富山には翌9月20日(土)6時前に、登山基地の折立には8時前に到着。
今回は4日間かけて北アルプスを横断しました。
【コース】
折立-薬師沢小屋-高天原温泉-岩苔乗越-双六小屋-硫黄沢-湯俣噴泉丘-七倉

■2003.09.20(土)
◎富山 高天原温泉 ※標高2,060m付近 【写真】 42℃→40℃、pH6中性。硫黄臭。わずかに玉子味。湯量豊富で湯がよい! 天上の湯に2時間入りっ放し。命の洗濯をする。歩6時間30分弱。 雨が降りしきる中、目の前を流れる温泉沢を眺めながらビールを飲む ビールがなくなった後は、スピリタス(=世界最強の酒)をなめるように飲む。 [コースタイム] -542富山600-(富山地鉄)-647有峰口700-(バス)-800折立810-857三角点 -940五光岩ベンチ-1010太郎平小屋-1133薬師沢小屋1145-1223A沢 -1300C沢-1319D沢-1347高天原峠-1424高天原-1427高天原山荘1505 -1517高天原温泉1720-1734高天原山荘(泊)
■2003.09.21(日)
◎富山 高天原温泉 朝風呂。 ◎富山 黒部湯ノ沢 湯の壁 ※標高2,020m付近 【写真】 32℃、pH5弱酸性。透明。底が赤茶けてた。無味。藪の中で湧出。湯量多し。 少しだけ掘った後に布バケツで半身浴。寒い。高天ヶ原温泉より片道45分前後。 すぐ近くは今にも崩れそうな崖なのだが、源泉湧出地は完全に藪の中。 ここを「湯の壁」と呼ぶのが相応しいかどうかは微妙。 ◎富山 高天原温泉 「湯の壁」探索後に入湯。生き返る。 [コースタイム] 高天原山荘405-415高天原温泉510-525高天原山荘601-627夢ノ平-629竜晶池 -646湯ノ沢支流崖上-657湯ノ沢支流を下降-712暖かい流れ-732湯の壁745 -751湯ノ沢支流崖上-822夢ノ平-830高天原温泉905-1113岩苔乗越 -1159黒部源流の碑-1302三俣峠-1313雷鳥と遭遇-1415双六小屋(泊)
■2003.09.22(月)
▽長野 硫黄沢岐れの冷泉 飲泉のみ ※標高2,010m付近 【写真】 23℃、pH5弱酸性。激しく苦い。湯量豊富。白濁が美しい。火山性ガス臭。 沢水で湿らせたサラシで口元を押さえながら、その場を離れる。 ▽長野 硫黄沢 白い滝 見物のみ ※標高2,030m付近 【写真】 北アルプスの自然が作り上げた巨大な芸術品。実に美しい。 藪を切り開くように、純白の堆積物が崖上へとのびている。 前日までの雨のためか「白い滝」の上を滝のごとく水が滑り落ちていく。 ◎長野 硫黄沢の川湯 ※標高1,970m付近 【写真】 46℃→40℃、pH5弱酸性。激しく苦い。硫黄臭。 噴煙が上がる崖下からは大量の湯が湧出し見事な川湯と化していた。最高! 豊富な湯の流れにただひたすら身をゆだねる。ジェットコースター感覚。 ▽長野 硫黄沢の湯B 飲泉のみ ※標高1,940m付近 69&80℃、pH2強酸性。レモン味おいしい。量少ない。 ▽長野 硫黄沢の湯C 飲泉のみ ※標高1,940m付近 【写真】 50℃以上、pH2-3強酸性。苦酸っぱい。 ◎長野 硫黄沢の湯D(打たせ) ※標高1,940m付近 【写真】 35℃前後、pH2-3強酸性。歯がギシギシ。緑礬泉。崖上で湧出。 ひときわ激しく上がる噴煙地点では崖上から湯が流れ落ちていた。 人肌ぐらいに温くなっていたが、思わず服を脱いで打たせ湯を楽しむ。 ◎長野 硫黄東沢出合の湯 ※標高1,770m付近 【写真】 60℃→42℃、pH7。日本最強レベルの苦さ。国見温泉の石塚旅館に匹敵する。 濃厚な硫黄泥湯。思わず泥パックをしてしまう。 深くて広くて適温なので言うことなし。素晴らしい露天を作成した先人に感謝。 ◎長野 硫黄東沢ドームの湯 ※標高1,830m付近 【写真】 38-46℃、pH8-9。激しく苦い。白いドームに黒湯のコントラストが強烈。 「これは何?」というのが素直な第一印象。さすがに驚いた。 バニラアイスにチョコがコーティングされてるという感じ。 入湯したら真っ黒になったので目の前を流れる沢で体を洗う。 ◎長野 湯俣噴泉丘の湯 ※標高1,460m付近 【写真】 再訪。3年前より成長しているような印象。相変わらず凄いパワーの川湯 [コースタイム] 双六小屋445-513樅沢岳-539硫黄乗越付近548-706硫黄沢岐れの冷泉 -716白い滝-741硫黄沢の湯A(川湯)805-814硫黄沢の湯B-856硫黄沢の湯C -915硫黄沢の湯D(打たせ)927-958湯俣川出合-1016硫黄東沢出合の湯1105 -1119硫黄東沢岐れ-1127硫黄東沢ドーム1201-1225硫黄東沢出合の湯1305 -1310赤沢出合-1406ワリモ沢出合-1442唐谷出合-1500名無し沢(右岸)出合 -1537一ノ沢出合-1608湯俣奥の湯-1616湯俣第二噴泉丘-1624湯俣噴泉丘(泊)
■2003.09.23(火)
◎長野 湯俣噴泉丘の湯 前夜から一晩中出たり入ったりする。体が完全にふやける。 ▽長野 七倉温泉源泉 飲泉のみ 【写真】 熱かったので沢の水と混ぜようとしたが挫折 何より疲れていて気力がなかった。。。 ◎長野 大町市民浴場 300 9-19火 日焼けにしみる。妙に熱く感じる。葛温泉引き湯。 [コースタイム] 湯俣噴泉丘630-1000七倉1013-1032七倉源泉-七倉山荘-(タクシー) -大町市民浴場1240-(バス)-1300信濃大町1317-(JR)-1636新宿-東京-有楽町
【特選の旅】  →■北アルプス野湯探索1(2003.09.20)  →■北アルプス野湯探索2(2003.09.21)  →■北アルプス野湯探索3(2003.09.22)
スポンサード リンク


 当Webサイトに係る一切の知的財産権は"Jun Yamane"に属します。引用自由リンクフリー連絡無用です。言及されている全ての商標製品名等は各所有者に帰属します。

Copyright©1999-2024 MA Bank, Jun Yamane All Rights Reserved.

※以前運営していた「野生の旅」は2004年に更新停止。2015年4月18日より、サイト名を「マル得温泉旅行」に変更して運営再開。